2018年10月29日

父の交渉術

所用ができて、急遽実家へいってきました。

今年、傘寿をむかえた父ー。
少し前に高校時代の同窓会があったそうです。

事前の段階で
あまりにも参加希望者が少ないので
幾人かの元気な同級生に、直接電話をして
交渉したらしい。

「なんて言って口説いたん?」
て訊いたら

「そりゃー、まぁー、
 今なら、まだわしの髪があるけぇ。
 次回はもう(髪が)なくなって
 会ってもわしじゃって
 気付いてもらえんかもしれんけぇ
 じゃけぇ(髪があるうちに)来てくれえ!」
とな。

相手の情に訴えかける手法…。
なんとも父らしい。


父は、家近くに土地を借り、黒豆を大量に作っている。
収穫期を迎え、親類等あちこちへ配送する準備に追われていた。
正月やお盆、記念日などどうでもいい、というスタンスの父が
一年で一番張り切るビッグイベントのシーズン。

今年は、父が交渉して同窓会に参加してくれた旧友にも
送る用意をしていた。
プリンターの上には、同封すると思われる礼状が数枚ほど。

目を通すと、なかなかやんちゃな文章で
思わず吹き出してしまった。
公にはできないけど…
最後だけちょこっと。

 追伸
 今100歳時代だ
 後20年耐え難きを耐え、忍び難きを忍び
 猛暑極寒を吹き飛ばし、美女は優しく懐へ。
 又何時か何処かでお会いしましょう。

***

父が案内してくれた湯治場いい気分(温泉)
男風呂も女風呂も、貸し切り状態でした。

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posted by 埜納タオ at 19:12| お父ちゃん