2017年03月07日

春、春、春

ネーム漬けの日々で脳が溶けそうです。
やっと折り返し地点。

いっぱい線をひいて、掴めたかと思ったら逃げていく。
創作って片思いみたいなものだと思う。

異動や転勤、進学等の話題がちらほら聞こえ、
またこの季節ね〜、と思うのだけど
自分はひとり仕事なのでデスクに向うだけ…
春先はいつも、置いてけぼり感を食らうのです。

そんな私にも、身近なところで出会いがありました。
しかもふたつ、立て続けに。

ひとつは、ひょんなことで漫画家さんexclamationに出会ってしまったのです。
SNSとかじゃなくて、リアルな世界、たまたま毎週隣の席で…
そんな事あるんですね。
男性で、持ち場(ジャンル)が全くちがうのだけど、
20年以上描かれていて、コアなファンが多くいらっしゃるそう。
活動ペースと作品のエネルギー量がすごくて圧倒されてしまった。
まさか生活圏内に同業者がいらっしゃるとは。
この方も、片思いのベテランさんなのであろう。

そして、もうひとつは、高校生の男の子とー。
人伝に頼まれて会う約束をしたのだけど、間に入ってる人が来れなくなって
いきなり二人でお茶exclamationって……。
”待ち合わせ場所で夜明けの図書館読んでる日焼けした少年だから”とだけ
聞かされて、えー、どーすんの、間がもつの?!て緊張しましたが、
それは余計な心配で、楽しい時間になりました。
松本大洋がたまらなく好き、という共通の話題で打ち解けられて、
注目してるバンドから部活の話など。
そして物語を書いてる、と短編を2作貸してくれました。
不意打ちを食らった。
ばりばり運動部の少年が。片思いから一番遠くに居そうなのに。

いま、私の仕事場に漫画家さんと少年の作品がある。
静かにちょい感動……。
片思い、負けてらんねぇ。
私にも上等な春がやってきました。
posted by 埜納タオ at 01:12| 日記