2018年04月01日

春爛漫です

昨夜、10時過ぎに父から電話が。
父から連絡がくることは、殆どないので
何事?と、一瞬構えたら
「テレビに桐谷さんが出とるよ〜」って。
桐谷さんって、株主優待生活で人気のあの方です。
「ああ、見てる見てるよー」
「お父さんこれ見て寝るわ〜、おやすみ」
5秒ほどの短い電話。

ぎっくり腰の時は、事後報告で電話くれなかったのに、
桐谷さんだとくれるんだ。
父の緊急時のボーダーラインが面白い。


桜が満開です。
もうじき実家の木蓮も咲く頃かな。
父画の木蓮、再録。

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***

明日から始まるNHK連続テレビ小説の作中に
巨匠・くらもちふさこ氏の往年の漫画作品が登場するそう。
描かれ方が楽しみー!

放送が終わってしまいましたが
NHKプレミアムドラマ「弟の夫」がとてもよかったです。
キャラクターが脳内で生き続けてくれています。
posted by 埜納タオ at 18:14| お父ちゃん

2018年02月27日

ふと追ってみる

日差しが春めいてきました。

母を亡くしてから、ふとした時に
『お母さんが今の私の年齢だった時、
 どうしてたっけ?』
といった事を思い返すようになりました。

男性は、父親が亡くなった年齢を
意識している方が多い気がします。
その女性版でしょうか。

母が今の私の年齢の時、私は18歳でした。
実家のある広島から、西宮市にある
短期大学への入学を控えていた頃です。
2人の姉がいますが、娘を家から出すのは初めて。
今思えば、母もドキドキだったと思います。

新生活の準備で、母と西宮へ向いました。
“神戸に三宮って駅が3つもあるけど、どういう事?”
地元にはJRしかなく、阪急・阪神・JRと3駅あるって
事すら理解できてなかった…という
真のド田舎者ですexclamation

その時の珍道中を断片的に覚えています。

阪急甲陽線に乗り、初めて見た夙川沿いの桜。
「うあー」と大きな声を上げてしまいました。

学校の周りは、輸入車しか走ってなく、
見た事ない犬に目を奪われました。

翌日、朝食を食いっぱぐれて、ダイエー地下にある
うどん屋へ入りました。
開店前だったのに特別に入れてもらい、薄暗い店内で
揚げたての天婦羅がのったアツアツうどんを頂きました。
親切にしてもらったせいか、倍美味しく感じました。

スーパーで日用品も揃えました。

だけど、その後、
母と別れた時の記憶は丸ごと抜け落ちてます。
子どもってそんなものでしょうか。
漫画だと、見せ場にあたる重要シーンです。
母は帰りの電車で何かを思ったりしたのかな。

1年目は寮に入り、しばらくして実家に手紙を送りました。

母はその手紙を見つけたとき、瞬時に
泣いてしまう、と思ったそうです。
だけど、私がその手紙に書いていたのは…

寮生活(主に女子風呂)で目撃した衝撃実録 
あらわな乙女の姿 図説付き
 

母はそれを読んで泣くどころか、腹がよじれるほど笑い
安心したとか。

年を重ねてよかったと思うのは、想像の幅が広がった事。
近すぎて見えなかった(見ようとすらしなかった)母の気持ちを
今は想像する事ができます。

生前の母の眼差しを追体験。
母が遺してくれたギフトかもしれません。
今年は夙川の桜に会いに行こうと思います。

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“見た事ない犬”とは、サルーキでした。
posted by 埜納タオ at 22:55| 日記

2018年02月08日

漫画掲載のお知らせ


現在発売中のJOUR3月号に
「夜明けの図書館」第21話が掲載されています。

3巻収録の第9話で登場した、
奏太くんが成人になって再登場しています。
当初は、小柄でぽっちゃりしたメガネ君…
俳優の濱田岳さんのようなイメージを考えてましたが、
「そこは普通にかっこ良くていいのでは?」と
担当さんのご意見もあり、長身細身になりました。

世間一般のイケメン観とズレがあるので、
“かっこいい” を描くのが苦手です。
がんばって “かっこいい風” を描いてみましたが、
やはり無理が生じています。
ストーリーも、もうひと捻りさせたかった…
力不足ですあせあせ(飛び散る汗)


***


現在発売中のダ・ヴィンチ3月号で
北尾トロさんの”トロイカ学習帳”で
「夜明けの〜」を取り上げてもらっています。

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担当さんが送ってくださいました。


同枠に神奈川県立川崎図書館の
高田高史さんが登場されています。
タモリ倶楽部に出演された時、たしかメモが
折り込み広告の裏面だった記憶が…
あれは図書館の方針なのかなー。

高田高史さんの本、おもしろくって
“調べる三姉妹”の書籍化をずっと待ち望んでいます。


***


録画していた図書館関連の番組をふたつ見ました。
ひとつは、
「認知症にやさしい図書館〜高齢化時代の新たな役割とは〜」
回想法やヒューマンライブラリーに触れている部分も。
もうひとつは、
「リドワンさんの馬の図書館〜インドネシア〜」
ジャワ島の村で馬の移動図書館を続ける男性を追ったもの。
移動図書館はいつか描いてみたい素材です。


生きてく上で、人のちょっとした善意に救われることって
沢山あると思う。
先日観た映画「希望のかなた」もそんな印象を受けました。
カウリスマキ監督の映画には、
押し付けがましい元気をもった人が出てこない…
だから安心して見れちゃうんだなー。
手を差し伸べる側も受け取る側も、タバコ1本譲り合うくらいの
軽やかさで描かれている。
力の抜けたユーモアと一緒に。
お手本にしたい生き方です。

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posted by 埜納タオ at 18:36| お知らせ

2018年01月19日

『おかし買ってジュース買って旅に出ようぜ!』


図書館雑誌2018年1月号(日本図書館協会)に
新春エッセーを見開きで書かせていただきました。

最初は「だ・である」調に挑戦してみよう、と
意気込んでいたのですが、
どうにも自分のキャラに合わず、断念。
結局「です・ます」調になりました。
図書館関係者の方、機会がありましたら
ご一読ください。

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・・・・・・・・・・・・・・・・・


昨年暮れに、愛車が走行不能になりました。
それもそう。
平成9年式で20年(!)20万キロ乗ったんだもの。
トラブルや故障もなく、よく走ってくれました。
人間に換算すると、かなりの高齢でしょう。

お別れのとき、淋しくなるかと思いきや、
妙に晴れやかな、すがすがしい気持ちにー。
あたしって実は薄情?なんて思いましたが、
天寿をまっとうしてくれたし、思い残すことは
なにもありません。

今は新しい車が納車されるまでの”代車暮らし”です。
Apple Musicが使えないので、ずいぶん前に、
車用に落としていたCDを無作為に選んでかけてみると、
くるりの「ハイウェイ」が流れてきました。
静かな高揚感のある大好きな曲です。
久しぶりに聴いてもやはり良い曲で、
思わず歌い上げてしまいました。

途中コンビニに寄って用事を済ませていると
…なんと、ここで、見出しの

『おかし買ってジュース買って旅に出ようぜ!』との声が。

お店に入ってきた小学生男子グループの1人が
そう言ったんですexclamation
「ハイウェイ」の歌詞と妙にシンクロしてて
きゅんとしました。そんな事ってあるのexclamation&question

『おかし買ってジュース買って旅に出ようぜ!』
ああ、いいなぁ〜。
かっこいいなぁ〜。
わくわくするなぁ〜。

そんな感じで私の2018年が始まりました。
胸が高鳴っています。

posted by 埜納タオ at 00:34| お知らせ

2017年12月30日

七味五悦三会

【しちみごえつさんえ】
という江戸の風習をご存じですか?

年の瀬に
・今年食べたおいしいもの七つ 
・楽しかったこと五つ
・素敵な出会い三つ
を思い返す。
それがあれば、幸福な1年なんだそう。

んっと、何々あったけなー。
もし、それらが揃わなくても、そんな話が
できる相手がいれば幸せなのかな〜、
なんて思います。



今年、秋に仕事部屋を1階から
2階の一室へ移動しました。
天井が一部傾斜になってて、窓も小さく、
ハイジの寝室のようですが、
意外と集中できる良い環境です。
窓際に雀がやって来て、全く警戒されてないという…。

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後方に、ガラス天板のデスクを置いていて
トレース等は、そちらで作業しています。




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クリスマスに、神戸のホテル・某イベントで
私がデザインしたキャラクターのお披露目会が
ありました。
全身が撮れなくて微妙な写真ばかり。
かわいい見た目と裏腹に、
ちょっと意地悪だったりします。





そう!
以前お世話になった方から、庭先になったという
柚子が大量に送られてきました。
とても嬉しい季節の贈り物るんるん
ご近所の奥さんに少しずつお裾分けして、
残りは独り占めに……フハハ!

早速、ブリを柚庵焼きに。
なますにも刻んだ皮をいれて、汁物にも。
冬の食卓が華やぎます。

夜は、柚子湯に浸かり、もう一度
七味五悦三会について考えようとしたけど
気持ちよすぎて、頭がまわらない。
カピパラと化すワタクシ……いい気分(温泉)
無の心で、幸福に浸る。

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どうぞ良いお年をお迎えください。
posted by 埜納タオ at 23:52| 日記

2017年12月19日

公式サイト更新のお知らせ


『夜明けの図書館』公式サイト
5巻発売に伴いリニューアルされています。

協力者:吉田倫子氏の紹介ページも追加。
学図研ニュース2016年12月号に掲載された
原稿もアップされています。
どのような気持ちでマンガづくりに携わって
下さっているか、初めて読んだときジーンとしました。
眼差しが、監督のようでお母さんぽくもある。

軟派な私の文章との対比もお楽しみください。

***

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原稿の合間に描いた落書き…
かわいい冬の女の子です雪

posted by 埜納タオ at 15:33| お知らせ

2017年12月05日

着ぐるみ完成


以前、デザインをさせてもらった
キャラクターの着ぐるみが出来上がりました。
まさかこんな展開になるとは。
本日、ご対面してきました。
モフモフでおっきい〜
生地をみて色指定させてもらったのですが、
優しい色合いでよかった!

背面に“す”………
焼印みたいかしら?
今後イベントなどで使用されるそうです。
全貌はまたの機会に。

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***

学生時代に着ぐるみのバイトをした事を思い出しました。
“黒歴史”って言うのかな。
単に日給が良かったのです。

アンパンマンショーで“しょくぱんまん”に扮しました。
色白で優男の彼は、とても人気が高く、ステージの後
「一緒に写ってください!」って
長蛇の列ができるのです。
自分がモテてるのかと錯覚しそうになりました。
友人は“てんどんまん”だったけど、
そっちはさっぱり…。

終わった後は真冬でも汗だくで、
やはり楽なバイトはないものだな、
と思ったものです。
数少ない体を張ったバイト体験。
25年程前、大阪の万博記念公園で
“しょくぱんまん”との写真がご家庭にあれば、
それ、私かもしれません。

posted by 埜納タオ at 21:46| お知らせ

2017年11月15日

5巻発売です


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「夜明けの図書館」5巻が明日発売です。
カバー絵は朝焼けをイメージしたオレンジ色を
ベースにしています。
ややこっくりした色合いです。

お気に入りの本は、繰り返し読む派なので
読者の方にとっても、そのような存在?を
目指して漫画を創っています。
できれば1度きりでなく、手元に置いて
たまに思い返して読みたくなるような… 
そんな1冊になれたら嬉しいです。





先日、広島へ出かけた際に5巻収録第18話で
お世話になった広島市立中央図書館の
司書さんにお会いする事ができました。
(義兄と自転車で図書館まで乗り付けてダッシュ(走り出すさま)
瞳がキラキラの司書さんで、
お仕事の充実ぶりが想像できました。
葵ひなこもあのような女性であってほしい!

ビジネス支援情報コーナー、休日なのに
賑わってました。
やっぱ街なんだな〜、広島は。
司書さんと義兄が妙に意気投合してたのが
可笑しかった。


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第19〜20話でどん詰まってたときに、描いてたラフ。
本編に関係ないけど、こんな裏エピソードありそう、ってとこを想像して、
気持ちを盛り上げていました。


「夜明けの図書館」第5巻、
どうぞよろしくお願いします。





5巻リリースに伴い、websiteを更新したのですが
画像が一部反映されません。
お見苦しくてすみません。
原因を色々と調べたのですが、解決できず。
最近、解決できないものが増えて
保留ファイルが溜まってく気が…
スッキリしたいものですドコモ提供


「夜明けの図書館」公式サイトはこちらです。


posted by 埜納タオ at 12:31| お知らせ

2017年10月17日

芸術の秋


父から、畑でとれた黒枝豆とおばあさんの似顔絵が
大量に送られてきました。
以前から“わしの絵をブログに載せてくれ〜”と
懇願されていて、いや、そんな発信力ないし、
私のイメージもあるし…と
やんわりスルーしてたのだけど、また来た。

いっそのこと、父がインスタでも始めて、
毎日おばあさんの絵をアップすれば…
インスタ映えはしないだろうけど…
とも思ったのですが、それは危険行為。

という訳で
おばあさんシリーズ第3弾です。

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それにしても…
いったい何人のご婦人と交流してるんでしょう。



雨降りが続くと、家で何してるのかな?と
娘なりに心配していたのですが、
もっぱらYouTube三昧のようでして。
バイきんぐの小峠さん、サンドウィッチマン、
ブラックマヨネーズがお気に入りだとか。
ここ数日は、ショパンを聴きながら豆の
もぎ取り作業をしているそうです。
お笑いからクラシックまで守備範囲の広い父です。

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旬の食材を届けてくれる人がいるって
ありがたいことですね。
posted by 埜納タオ at 19:39| お父ちゃん

2017年10月13日

講演会のご報告


神戸・図書館ネットワーク主催の
講演会に参加してくださった方、
ありがとうございました。
京都や滋賀、和歌山からも足を運んで
くださった方がいらしたようです。
アンケート用紙に沢山のメッセージが
書き込まれていてびっくり!!
少しでも気持ちが届いたのかな、と
安心しています。

司会進行役の方が
『おばあさんの描き分けがお上手!』と
仰ってくださったのが、嬉しかったです。
“役者がいい!”って言われたような
私にとって最高の褒め言葉。
キャラクターの描き分けは
しぐさや振る舞いなど含め、難しいのです。
だからうまく描けないときは
『このキャラ、芝居が下手だな…』と
突っ込みつつ、何度も描き直しています。

講演会の後、主催者のみなさんから
変革期を迎えつつある神戸市内の図書館の
現況について教えていただき、
いろいろと勉強になりました。



先日、講演会の報告をいただいたのですが

図書館について書かれた書物は、
一見して難しそうで 専門家でなければ
手に取らないようなものが多いのですが
『夜明けの図書館』は、マンガという手法で
表現することで、子どもでも、専門家でなく
ても、楽しく読むことができて、
しかもレファレンスについて理解できる、
というありがたいマンガです。
きっと長く読まれ続けて、たくさんの人の
やる気も応援してくれることでしょう。


と、結んでくださっていました。
『夜明けの図書館』第5巻は来月16日発売予定です。

posted by 埜納タオ at 21:09| お知らせ